令和6年 新年のご挨拶
令和6年の新年を迎え、謹んで新春のお慶びを申しあげます。
会員各位には、当工業会の運営に多大なるご協力、ご理解を頂いております事を深く感謝申しあげます。
おかげさまで、当会運営も滞り無く推移致しております。
令和2年1月からの新型コロナ感染症に依る経済に於けるダメージは計り知れないものとなりました。また世界的に戦争の怖さを目の当たりにし、これも各国の発展をむしばむ状態が現在に至る訳であり、この事も我々の日常に暗い影をもたらしております。
ただ、我が国ではコロナウイルス感染症が5類感染症移行後に経済活動が旺盛となり、私達建設業界に於きましても懸案であった大規模なプロジェクトが様々な地域に於いて活発に動き出し、数年前から報じられている人手不足等が顕著に表れています。我々防水業界は新築物件はもちろんのこと、この世に建物がある限りメンテナンスに於いて防水工事は必然的に発生致しますから、人手に頼ることの多い防水事業では喫緊の問題でもあります。
工業会としてメーカーである、シーカ・ジャパン株式会社と綿密に連携をとり省力化を図れる材料の開発、また技能職員の技術力の向上に今後とも取り組み、お客様により安心安全な工事を提供できる団体となるよう技術委員会、営業委員会の委員、そして各支部のワーキンググループの提言に期待し、その提言が理事会として実現出来る様にしていきたいと考えています。
また、昨年4月1日に材料メーカーの組織統合がなされ大きな変革の年と成りましたが、当工業会と致しましては会員各社のご協力のもと、時代に合った組織作りと運営を目指す事と致します。
最後に、今年も皆様のご繁栄、御健勝、ご多幸を祈念致しまして新年のご挨拶と致します。
一般社団法人 ディックプルーフィング工業会 会長 長谷 克己